都農ワインで枝切りを体験させていただきました

海を望むワイナリーに電車にトコトコ乗って行き再訪しました!
九州だけでなく日本ワインでも世界でも
実は有名な都農ワインさん
との、ではなく、つの、と読みます。

奇跡の第三セクターと言われ、

チャレンジ精神のあるワイナリー。
数々の受賞ワイン以外にも、
地元の恵みを使ったマンゴースパークリングや
梅スパークリングも作っています。
泡やアルコールはちゃんと果実から発酵させています!
これ、相当すごいのです!
でこちらは、マンゴーの裏ごし機械
ご案内いただいたのは、赤尾誠二さん。
相変わらずの美形。
髪型のせいかおサムライに見えます。

何しても映えるから羨ましいです。

こちらはブドウの搾りかすでつくるグラッパ。

ただいま蒸留中。
フランスでワインやシャンパンの修行をされてきた保田さんが任されていました。
彼もサムライヘアーでした。宮崎で流行っているのかしら?
マンゴーやレモンのリキュールにも使っています。
銅で美しい設備です。

樽はフレンチオーク。

驚いたのは都農町内に樽の再生できる会社があること。
3年くらい使った樽を、洗浄して中を焼き直し、組み直せるんだとか。
長雨に耐えてくれたブドウ。
相変わらず伸び伸び生えてて斬新な仕立てです。
この地に適した仕立てを去年見たときはショーゲキでした!

減農薬で栽培しているため、

レインカットからはみ出た枝は、雨でベト菌が付いていますが、
これから晴れて日照が強くなると一気になくなるそうです。
生命力が強いブドウを作っているからこその免疫力ですね!
そりゃワインも美味しいわけです。

雨よけの中では、すでにブドウの実がなっていました。

かわゆい。愛おしい。

区画ごとに網が張られています。カラスよけ、イノシシよけ、鹿よけ、

アナグマよけ、いろいろな動物がやってくるからです。

早速畑から5mのけもの道にイノシシの足跡が∑(゚Д゚)

アナグマの足跡もありました。大変だ。

湿度が高いので気根も生えてきます。

他の産地ではあまり見られません。
こうした環境でも美味しいワインを作り上げる努力と技術には本当に脱帽です。
根っこだけあって齧るとゴボウのような味がしました。

こちらは古い畑で樹齢20年のシャルドネ。
途中で垣根から棚に変えたので、
幹が曲がっています。
美味しく健康なブドウを作るために、
赤尾さんたちが毎年思考を凝らし、工夫して、研究を
重ねていらっしゃるのが、伝わって言葉になりません。
樹木の下の草もワサワサ生えています。
土が健康な証。ある程度になったら、草を刈って、
その養分を土に返し、ブドウに一気に栄養をあげるんだそうです。
雑草さんも大切なワインの一滴になってくれるのです。

少しではありますが、キャンベルと言う品種の

枝切りをお手伝いさせていただきました。
初めての体験に終始笑顔の私。
あっという間に時間が経ってしまいました。

ご案内いただき、どうもありがとうございました!

今年も健康なブドウが育ちますように!