どどん!と並ぶインドのワインたち
インドにもワインあるの?と聞かれますが、あります。
太陽のマークのスーラが有名ですが、
今回はインドで1981年に初めてワイン用ブドウを植樹した
最古参のグローバーのワインとのマリアージュを楽しみました。
なんと、インドからオーナー一族のグローバー氏も来日中(左)
25年の苦労を5分にまとめるのは大変ですが。
なんてユーモアから始まりました。
インドの気候に適したブドウを30種以上8年かけて探されたそうです。
ナシークやバンガロールで栽培されています。
25%が輸出されていてその6割はフランスで飲まれているんだとか。
フランスでも愛されるレベルの高さは凄いですね!
空飛ぶ醸造家として有名なミシェル・ロラン氏も参画しています。
他にも金利や税法の違いで、栽培地を分けていたり、と
ご苦労話をチコっと教えていただけました。
今年もサクラアワード(女性が審査をする日本のワインコンテスト)を
受賞したスパークリングでスタート!
シュナンブランのほんのり甘さを感じさせてくれる
黄金色のスパークリングは、泡も細やかで
食欲を増進させてくれました。
とにかく脂も少なく、香り豊かで、塩が控えめ、何より綺麗
インド料理のイメージが変わりました。
それもそのはず。今回の青山のシターラさんのお料理ですから。
日本の旬の食材を使っていてまさに世界でもここでしか
味わえないお料理の数々でした。
かといって、本格インド料理には変わりありません。
身体が悦ぶ優しい薬膳のようでした。
グローバーのワインとの相性も
想像していたインド料理のマリアージュとは違い、
これまた洗練の極み。
スパイス感でこそインドの存在を
魅せてくれますが、ヌーベルインディアンでした。