ミッション

ワインライフの3つのミッション

ワインライフ事業内容HP掲載用

 

 第1の使命 心満たされるワインのあるライフスタイルの普及

ワインを普段どこで飲みますか? 家庭での消費量が増えていますが、多くは飲食店で飲む方が多いのではないでしょうか。葡萄酒でなくワインという言葉が知られるようになったのは1964年の東京オリンピック以降と言われています。日本のワイン文化は、フランス料理と共に育ってきたものです。日本人の鋭い感性や、異文化を取り込む包容力によって、世界でもトップクラスのソムリエを多数抱える国にまでなりました。そのため、高級で敷居が高く、非日常的な飲み物というイメージも刷り込まれています。舶来品であったので仕方ありません。ですが、本来ワインは御味噌汁のようなもの。不衛生な水しか手に入らない国では、食事になくてはならない水よりも身近な飲み物だったのです。

ワインのもつ高級感や晴れの日のイメージは、普段からワインを取り入れることで気持ちを豊かにすることができます。家計に優しい良質なワインの選び方、和食に合わせた楽しみ方や、家庭の食卓での楽しみ方をお伝えしていきたいと思います。カレーやパスタが今や家庭の欠かせない味となったように、日本独自のスタイルに変化したワインライフがこれから創られていくでしょう。東京オリンピックから50年。日本のワイン普及の次のステージが拓かれる時期が来ています。

飲むワイン、贈るワイン、願うワイン、場を繋ぐワイン、育てるワイン。親しみやすいワインの発信と、様々な楽しみ方を通して、一人でも多くの方にワインの魅力と豊かさを広めていくことを使命としています。

 

第2の使命 ビジネスマンの教養必須科目・共通言語としてのワインの普及

日本人の礼儀正しさや道徳心の高さは、世界中で認められていることは周知の通りです。感性の豊かさ、繊細さ、根気強さ、団結力、謙虚さ、向上心、社会性の高さ、誇れるものがたくさんあります。

ビジネスの世界でも、一人一人がこうした特性を活かして活躍するからこそ、国や社会が安定します。今世紀になってからの10年間は、グローバリーゼーション化に対応しようと、一生懸命無理をしてきたように思います。強さ、合理性、積極性、成果、競争ばかり賞賛され、本来私たちが持っていた特性を脱ぎ捨てようと必死だったように映るのです。2011年の未曾有の震災を機に、人間の力の限界を知った社会は、元の他者との繋がりを求める形に戻ろうとしています。それは「交流=コミュニケーション」にままなりません。数字や力で相手を圧倒してビジネスに勝ったとしても、達成感の後に残るものは、焦りや不安でしょう。

古来、西洋のワイン文化圏では、「他者との繋がりを強化する道具」としてワインを有効に活用してきました。かれらは相手を制するのではなく、融合してこそ長期的に安定した関係を築けることを熟知していたのです。流行廃りのあるノウハウやビジネスツールではなく、「普遍的な資産」こそ最強で必須のビジネスツールなのです。親しき仲にも礼儀あり、と言われるように、他者と繋がるためには礼儀や作法が不可欠です。経済力だけで得た友人は、経済力がなくなれば消えていくものです。ワインを通じて相手を知り、尊重することは、言語以上に強力な信頼関係を生み、困った時に手を貸してくれる心の通った友人を得るに等しいのです。

これはプライベートだけでなく、歴史や政治の舞台であっても同様です。大きな仕事をしていても所詮は人間の為すことー。理性だけでなく、人の心こそが重大の決定をしているのです。そしてワインも、その一役を買っています。一流の政治家や実業家であれば、ワインを嗜むということの、教養や余興以外での重要性を知っており、日々ワインを駆使して会談に挑んでいるからです。

先の日本人ならではの強みに、ワインという道具が加われば、ビジネスマンとして磨きをかけることができ、活躍の場を広げられます。他者との繋がり、ホスピタリティや気遣いを当たり前のようにできる日本独自のワイン文化を構築し、ビジネスシーンで一人でも多くの方に活用してもらうことを使命としています。

 

第3の使命 ワイン文化とワイン文化論の普及

日本独自のワイン文化の構築と、非ワイン文化圏へのワインの普及に努めます。アルコールが苦手であっても、未成年であっても、コミュニケーションの有効な道具として、ワインに親しんでいただけるための活動をしてまいります。