(メルマガ358号)味覚もロボットが支配する?ワインの近未来

イチゴ収穫ロボットの記事を読みました。
高齢化が進むイチゴ農家さんの救世主として活躍しています。

農業の世界では、イチゴに限らずロボット化が大変進んでいます。
ワイナリーでも、既にたくさんの

ブドウ収穫ロボットが活躍しているのです。
ロボットではありませんが、同じく科学でいえば、
病害に強いブドウの遺伝子操作も盛んです。

それよりも心配すべきはコチラ。
goo.gl/ouf95Q

ワイン評論家の代わりにワインの味を評価してくれるそうです。
タンニンや酸味のバランスを見てくれるとか。
出荷する際の品質チェックにも活躍しそうです。

たとえばイチゴでは、糖度表記を参考にして

購入に至ることがあります。
ワインにもそのような流れがくるのでしょうか。
ワインが解り易くなるのは大賛成ですが、
選択の基準が画一的になりそうで少し構えてしまいます。

ワインの好みって、
人間の顔や性格の好みと似ていると思うからです。

美しいと感じる顔、安心感をおぼえる顔は
人によって好みが違いますよね。
さらに、造詣だけでなく、その人の生き方や背景も
含めて総合的に「好き」と思うもの。

人気だからといって、同じような顔の
整形美人なワインばかりが作られるようになったら
工場のようなワイナリーばかりになってしまいます。

あくまで客観的な要素の一つとして捉えたいですね。
自分が気に入ったなら、それはどんなものでも、
心地いいものなのですから。

画一的の対極にあるのが、
自然回帰や地産地消のスローフード文化です。
このスローフードで有名なのがイタリアです。

5/17の「初歩のイタリアワインセミナー」で
もう少し細かくお話させていただきます。(残2席です)

詳しくはコチラ↓
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